議員定数改定は「2増2減」で全会派が合意
名古屋市議会の議員定数について、この間、団長・幹事長会で協議が続けられてきましたが、本日の団長・幹事長会で、総定数は75のまま2増2減とすることで合意しました。増やす選挙区は中区(2→3)と緑区(7→8)、減らす選挙区は北区(6→5)と瑞穂区(4→3)です。こんどの2月議会で議員定数条例が改正される予定です。
名古屋市議会の議員定数をめぐっては、2005年3月4日の団長・幹事長会で、「各選挙区において選挙すべき議員の数については、直近の国勢調査人口に比例したものとなるよう、必要な見直しを行うこと」が確認されています。直近(2010年)の国勢調査人口にもとづいて定数を比例配分すると、2増2減になります。この改定によって、議員一人当たりの人口の最大格差は、現行の1,49から1.40へと縮小します。
団長・幹事長会での定数協議に際して日本共産党は、総定数の75を変えないこと、2増2減の場合、瑞穂区と昭和区の人口はわずかな差しかないのに、定数が変動するという矛盾があることを指摘しましたが、総定数は変わらないことから、2005年の団長・幹事長会確認事項を尊重して、2増2減案に同意しました。
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