弥富相生山線問題に意見が集中――天白区でのタウンミーティング
本日、天白区役所で名古屋市の次期総合計画に関するタウンミーティングが開かれました。意見が集中したのは相生山緑地を横断する弥富相生山線。発言された13人のうち6人がこの道路問題にふれました。「『自然が身近に感じられるうるおいのあるまち』は、道路をつくったらできない」「道路ができたら1万台の車が通るといわれており、学童の交通安全が心配」など、道路建設の中止を求める意見が5人から、「道路ができれば相生山緑地で山火事が起きたときに消防車が入れる」と、工事再開を求める意見が1人から出ました。河村市長は「地元4学区の住民がどのように考えておられるのか知りたい。住民の意見の聞き方は考えている」と答えていました。
都市計画道路「八事天白渓線」の廃止を求める意見も出され、河村市長は「セカンドオピニオンを住民から出してほしい」と回答しました。「図書館の貸し出し冊数が6冊までだが、大阪市では15冊まで借りられるので、増やしてほしい」、「避難所への手話通訳者の配置など、障害者にたいする防災対策を」、「天白公園の駐車場が有料化され、子どもを連れた利用が抑制されている」、「演劇ができる中規模ホールをつくってほしい」などの意見も出されました。
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コメント
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公開質問状を出したが市長からの回答はなく、担当部局からの回答だけだった。
という人も居ましたね。
工事停止、再開に関わらず、意に沿わない人は出るのだから、
河村氏は(ご本人は工事停止なんでしょうから)道路を全部元に戻せばいいんじゃないんですかね。
彼の本音を聞きたいという人がいましたが、
河村市長の本音は「わしの任期中だけは工事を止めてもらえんかね。わしが市長を止めたら再開してもらえばええから」でしょう。今までのすべての施策がこのやり方で、
この弥冨相生山線の住民投票についても、
マスコミには年度内実施を約束しても、準備費用さえ予算案に計上されていませんからね。
投稿: 一名古屋人 | 2014年1月18日 (土) 22時29分