UR賃貸住宅の家賃値上げ
都市再生機構(UR)は12月20日、2014年度に継続家賃を改定すると発表しました。値上げ対象はUR賃貸住宅の約7%にあたる5万9千戸、平均値上げ額は900円です。改定実施は今年4月1日からで、6か月間は値上げ分を全額免除、あと6か月間は半額免除されます。
URに問い合わせたところ、私が住んでいる相生山団地では、家賃が改定される住戸はなく、据え置きになるとのことで、ホッとしています。「引き下げてほしい」という声が、居住者から出ているぐらいですから。
全国公団住宅自治会協議会は昨年秋、家賃値上げ反対などの署名活動にとりくみ、私の団地自治会でも7割を超える世帯から署名が寄せられました。「市場家賃との乖離」を理由に、3年ごとに家賃改定を繰り返す「ルール」は、道理を欠いたものであり、きわめて理不尽なやり方です。今回の家賃改定にたいして全国公団自治協は、「家賃値上げで居住者の暮らしをおびやかす暴挙と、空き家の増大をまねく愚策にたいし、私たちは抗議をし、あくまで撤回を求めます」との見解を発表しています。
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