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2013年12月11日 (水)

市営住宅における地域猫活動

 ノラ猫が増えないように、避妊・去勢手術を施し、時間や場所を決めてエサを与えたり、トイレの場所を決めてフンや尿の管理をしたりする地域猫活動。名古屋市は、こうした活動にとりくんでいる地域のみなさんを「なごやかキャットサポーター活動」として支援しています。

 

 市営おおね荘で、ボランティアの方が団地自治会と協働して地域猫活動にとりくんでいます。60数匹確認されたノラ猫のうち40匹ほどに去勢手術を施されたそうです。ところが、住宅供給公社に「自治会が猫を集めて飼っている」などという苦情が寄せられ、公社側から「いつまでこの活動を続けるのか」と言われたそうです。市営住宅の管理者には「なごやかキャット」事業への理解が乏しいのではと感じたボランティアの人たちが本日、名古屋市の住宅管理課と話し合われました。

 

応対した住宅管理課長は、「市営住宅におけるノラ猫の実態が十分に把握されていない。地域猫活動は猫の飼育とは異なる活動だということの理解が不十分だった。保健所と連携しながら対応を考えていきたい」と話していました。

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