今年度は黒字になるが…。愛知県競馬組合議会が開催
本日、愛知県競馬組合議会が開かれました。名古屋競馬は今年度、約2億7800万円の黒字となる見込みであり、この黒字見込み額を財政調整基金に積み立てる補正予算、および積み立てた基金をスタンドの耐震改修にも使えるようにする条例改正案を可決しました。昨年度の決算も認定しました。
名古屋競馬は、経費がかかるからとレースの開催日数を減らしました。インターネット投票とJRAや他競馬場の馬券販売の増加で黒字にはなりますが、競馬場への来場者は増えていません。私は、「この黒字化を手放しで喜べるのか。手数料がかからなくて利益率の高い競馬場での売り上げが伸びていないことは不安要因ではないのか」と質問しました。「場外馬券売り場として生き残ることに意味があるのか」という声もあることを紹介し、来場者の増加が課題であることを指摘しました。
スタンドの耐震改修は長期的な経営にとって必要不可欠ですが、スタンド全体の耐震改修は、名古屋競馬の将来的な存続が見通せるようにならないと、ムダな投資になってしまいます。競馬組合事務局長は「第2スタンドの耐震改修を可及的速やかに実施したい」と答弁しました。
« 相生山の道路を考える集い | トップページ | 新年おめでとう宣伝――市役所前で »
「市民税減税・財政」カテゴリの記事
- インボイス制度導入の中止・延期を――河村市長「来年10月はやめた方がいい」(2022.11.25)
- 消費税減税に“ダンマリ”の河村市長(2022.06.27)
- 新型コロナ危機から市民生活を守る予算に組み換え提案(2020.03.17)
- 法人市民税の「減税」廃止は効果がなかったからでは――代表質問④(2018.03.06)
- 若宮商業の存続などを河村市長に要望(2017.09.11)
コメント