東海自治体問題研究所が創立40周年記念事業
東海自治体問題研究所の創立40周年記念講演・シンポジウムに参加しました。大阪市立大学・滋賀大学名誉教授の宮本憲一先生が、「憲法と地方自治~歴史と課題~」と題して講演されました。「国政が危険な方向に向いた時に、歯止めをする力は地方自治にある」と語る宮本先生。「過去の革新自治体は大都市圏から始まったが、今は東京、名古屋、大阪はもっとも保守的で非文化的な首長の自治体だ」と喝破され、「自治体の改革は大都市圏ではなく、地方から始まるかもしれない。しかし、大都市圏の改革なくして、日本の未来はない」と、名古屋で地方自治に携わる私たちにエールを送ってくださいました。
その後のシンポジウムでは、自治体問題研究所理事長の岡田知弘京都大学教授など4人のパネラーの方が、「東海地方における自治体の動きと展望」というテーマで発言されました。いい話だったので、もう少し時間がほしかった。
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