弥富相生山線の住民投票は、河村市長の責任逃れ
本日、区政協力委員長などでつくる「天白区を住みよくする会」(略称・天住会)の三役と天白区選出の県会・市会議員との懇談会が開かれました。懇談の内容は、天住会の県・市への要望事項についてです。
要望事項には、相生山緑地を貫く都市計画道路・弥富相生山線の早期開通があげられています。私は早期開通には異論がありますが、懇談会の席上では、河村市長が住民投票によって再開・中止を決めようとしていることが議論になりました。一般論としては、住民投票で事業の是非を決めることは有意義なことです。しかし、弥富相生山線については、市長が政治判断で工事を止め、その後、建設の是非を判断するために有識者による学術検証委員会を設置し、同委員会から報告書を受け取りながら、自らの判断を先送り。挙句の果ては、市長選マニフェストで、「住民投票で住民の責任で判断を」と、住民に責任を転嫁する始末です。
「住民投票は河村市長の責任逃れだ」という私の意見は、天住会の役員や他の議員の総意となりました。それでも市長が住民投票をやるというのなら、市が事務局となって実施すべきです。まちがっても、関係学区の区政協力委員会など地域に丸投げしないでもらいたい。
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