6月補正予算――天守閣、SLなどに調査費
6月議会に提出される名古屋市の補正予算には、河村市長が市長選マニフェストに掲げた実現可能性が疑問視される事業の調査費が盛り込まれています。
名古屋城天守閣の木造復元に向けた調査に300万円。河村市長は「木造で本物の天守閣を再建する」といいますが、木造復元には、火災や地震にたいする安全性、バリアフリーの問題、木曽ヒノキの調達などの容易に解決できない課題があります。本体工事だけでも342億円もかかると試算される巨大事業を、いま急いでやる必要があるのでしょうか。
この他にも、金シャチ横丁の事業化検討調査に1200万円、SLの定期走行やSL博物館づくりの調査に1000万円が計上されています。あおなみ線でのSLの実験走行では、2日間で4000万円が煙となって名古屋の空に消えました。
補正予算では、保育所待機児童対策として3億4000万円余が盛り込まれました。355人分の入所枠を増やしますが、期間限定で園庭もない空き店舗などを賃貸する「賃貸方式による民間保育所」を7か所、「グループ実施型家庭保育室」を5か所増やすという応急措置。4月1日現在の待機児童数は280人ですが、希望する保育所に入所できなかった「入所保留児童数」は1315人にのぼっています。認可保育園のさらなる増設が求められます。
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