名古屋城は天守と御殿だけじゃない
名古屋城内をじっくり見て回りました。6月議会に提出された補正予算に、天守閣の木造再建を念頭においた「名古屋城整備課題調査」をはじめとして、名古屋城関係の予算が盛り込まれているからです。
観光客が真っ先に向かうのは、天守閣と本丸御殿ですが、他にも見所がいっぱいあることに気づきました。たとえば、写真右上の本丸東二之門。現存する3つの門の一つで、重要文化財です。もともとは東鉄門(ひがしくろがねもん)と呼ばれ、二の丸東枡形(愛知県体育館に入る石垣で囲まれたところ)にありました。本丸東二之門跡の石垣には有名な「清正石」も残っています。
写真右下は、南蛮練塀(なんばんねりべい)。二ノ丸庭園の北側にある堀沿いの土塀です。円形の鉄砲狭間が見られます。写真下は、本丸の北西に位置する御深井丸(おふけまる)にある「乃木倉庫」。明治初期に建てられた旧陸軍の弾薬庫です。戦争末期に本丸御殿の障壁画が保管されていた場所の一つだそうです。御深井丸には重要文化財の北西隅櫓(清州櫓)も現存しています。
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