副市長の選任で無記名投票。反対22票、無効9票
今日の市議会本会議では、副市長の選任案件について、無記名投票が行われました。人事案件は、反対者がいても通常は起立採決ですが、無記名投票は、3人以上の議員が議長に要求すれば行われます。今回は、自民党の3人の議員から要求がありました。
投票の結果は、賛成43票、反対22票、無効(白票など)9票でした。日本共産党は、河村市政にたいする評価に立って、河村市長を補佐する副市長の選任には同意できないという立場から、反対する意思を確認していました。私たちは5人ですから、反対票と無効票はけっして少なくありません。
市長が議会運営委員会に副市長選任案件を提案する前日、市民から岩城正光氏を副市長にするなという陳情書が出されました。岩城氏からは「事実無根」とする弁明書が市長経由で提出されましたが、陳情書の提出が議員の態度に影響を与えたと思われます。河村市長には、今回の投票結果を重く受け止めてほしいと思います。
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