敬老パスの継続・充実を求める請願は保留。名鉄瀬戸線への拡大は不採択
今日の市議会財政福祉委員会では、請願の審査が行われました。保留(継続審査)になっていた「敬老パスの現行制度守り、充実させることを求める」請願は、今回も保留になりました。
4月の市長選挙では、河村市長も「堅持し、利用を拡大する」と公約。自民党候補も継続を公約していました。名古屋市が行なったアンケートでも、「現行のまま」が多数でした。「現行制度の継続、充実」が民意なのですから、この請願は採択するのが当然だと思うのです。市当局は、「事業仕分け」の「見直し」判定をテコに、審議会での議論をすすめているだけに、議会の態度を明確に示すべきでした。日本共産党の山口清明議員は採択を求めましたが、保留になりました。
守山区民から提出されていた、敬老パスを名鉄瀬戸線に拡大することを求める請願は、共産党議員以外の反対で不採択に。これは市長選や市議補選の民意に逆らうものです。
委員会開会前には、年金者組合のみなさんが、請願採択の要請に各会派の控室を回られました。市民のみなさんもがんばっています。
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