市議会リコール名簿の目的外使用を規制する法整備を求める請願項目は保留に
今日は、2012年度最後の総務環境委員会。請願の審査などを行いました。
名古屋市議会リコール署名収集のための受任者名簿を選挙・政治活動に使用しないことを求める請願のうち、保留(継続審査)になっていた「目的外使用を規制するための法整備を求める意見書を国に提出すること」を求める項目は、引き続き保留になりました。
リコール署名の受任者名簿を選挙活動などに使用するか使用しないかは、一般論としては署名収集にとりくんだ団体が判断すべき問題です。国に法整備を求めるとなると、現在の法のどこが不備でどのように正すのか慎重に検討しなければならない、ということを、私は言いました。
減税日本ナゴヤの委員から、「目的外使用の規制は、政治活動の自由を制限する」という意見が出されましたが、今回の市議会リコール署名については、請願に託された「選挙活動に使用するな」という受任者の方々の思想・良心の自由も擁護されなければなりません。この問題は、減税日本ナゴヤが「使用しない」と明言すれば解決する問題です。
« 地域の党支部が続けている定例のスーパー前宣伝 | トップページ | 橋下氏の「慰安婦は必要」暴言に抗議の宣伝 »
「名古屋市議会・議会改革」カテゴリの記事
- 議員報酬800万円条例案――減税ナゴヤ幹事長「当面出せない」(2023.09.22)
- 減税日本が提出を見送った議員多選自粛と報酬削減条例案(2023.09.08)
- 少数会派の議会運営委員会への参加を認めて――3会派で議長に申し入れ(2023.06.12)
- 引き続き市議団長として公約実現にがんばります(2023.04.25)
- 予算案の組み替え動議を提出(2023.03.16)
コメント