名古屋城本丸御殿「玄関・表書院」が完成
名古屋城本丸御殿の「玄関・表書院」が完成し、昨日、記念式典が行われました。3期10年の工期で、総事業費は約150億円。「玄関・表書院」はその第1期目で、今月29日から一般公開が始まります。2018年度に全体が公開される予定です。
車寄の前で行われたテープカットの後、御殿を内覧しました。狩野派の絵師たちが描いた障壁画が、復元模写によって現代によみがえりました。以前、市議会委員会の視察で、復元模写の作業現場をみせてもらったことがあります。当時の絵師が使っていた素材や技法を用いて忠実に復元模写された障壁画は、文化的価値が大きいと思います。〝本物〟の展示にこだわる必要はないでしょう。
日本共産党市議団は、本丸御殿の歴史的文化的な価値は認めつつも、巨費を投 じる復元工事は「急ぐ必要はない」と指摘してきました。工事が進んでいる現在は、復元に反対していませんが、天守閣の木造再建まではやらなくてもいい。お城づくりよりもやることがあります。
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投稿: あんじゅく | 2013年7月 8日 (月) 05時04分