保育園の待機児童299人。天白区は46人
河村市長は選挙中、「保育園の待機児童はゼロになった」と吹聴していましたが、ウソでした。市が公表した暫定値では、4月1日現在で市内に299人の待機児童がいたことが判明。天白区は46人で最多となっています。
名古屋市の待機児童数は大幅に減少しましたが、「ゼロ」は実現していません。それなのに河村市長は、公立保育園の廃止・民営化(今後6年間で15か園)を進めています。
認可保育園に入所を申し込んだが入れず、しかし待機児童にカウントされない子どもがいます。
・「週4回の仕事を週3回に減らし、一時保育制度を利用して何とかしのいだ」→週3回程度月64時間の労働の場合、認可保育園の一時保育を利用することで、待機児童にカウントしない。
・「認可保育園に入れず、園庭なし、弁当持参の家庭保育室に決めた」
・「区に紹介された保育園は、自宅からも職場からも通いが大変なので選ばなかった」→この場合、自己都合と判断されて、待機児童にカウントしない。
潜在的な待機児童はもっと多いのです。公立・民間(社会福祉法人)あわせて認可保育園の抜本的な増設が求められています。
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