「赤字が見込まれた場合は速やかに廃止」―愛知県競馬組合議会が決議
本日開かれた愛知県競馬組合議会では、「競馬事業のあり方についての決議」を全員一致で採択しました。
同決議は、「これ以上の累積赤字の拡大は、将来の県民・市民への負担増にもつながることとなるため、容認することはできない」として、払戻率の引き下げによって「黒字に転嫁するとされている平成26年度以降、シミュレーションに反し赤字となることが見込まれた場合には、速やかに事業を廃止すること。その際、競馬関係者の生活再建に十分配慮すること」などを求めています。
名古屋けいばは、今年度も1億円ほどの赤字になる見通しだそうです。払戻率を引き下げたら黒字になるというシミュレーションも、ファン離れの影響は考慮されておらず、しかも、利益は年々減少するというもの。いずれは赤字に転落することが避けられません。廃止の方向に踏み出すときが近づいています。
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