河村市長が予算修正に拒否権(再議) 28、29日に臨時市議会
本日の本会議で予算が修正可決した後に開かれた議会運営委員会で、河村市長は、修正部分について再議に付すことを表明しました。
予算修正では、保育料を据え置くための財源として、法人市民税の収入見込みを増やしました。これにたいして河村市長は、税収増の積算根拠が不明で、地方財政法第3条に違反すると主張。法令に違反するときは再議に付すという地方自治法176条4項にもとづいて拒否権を発動したのです。
議会運営委員会理事会は、3月28,29日に臨時市議会を開き、再議について審議することを確認しました。私たちは不十分な修正案には賛同しませんでしたが、保育料の値上げはやめさせることができたのに、すなおに受け入れない市長の態度に憤りを感じます。
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