弥富相生山線の建設中止を求めて住民団体が市に要請
相生山の自然を守る会など道路問題の4つの住民団体が、相生山緑地を横断する都市計画道路「弥富相生山線」の建設中止を名古屋市に要請し、市緑政土木局の兼岩道路建設部長などと懇談。私とわしの恵子議員が同席しました。
弥富相生山線は、河村市長の指示で工事が中断し、3年が経過しました。野並交差点・島田交差点の渋滞緩和が整備理由の一つですが、名二環の開通や地下鉄の延伸によって、両交差点の渋滞はずいぶん緩和されました。山根学区と野並学区の一部地域の生活道路への通過車両の抑制については、私は、工事着工以前に市議会で、コミュニティ道路整備や一方通行規制などを面的に行う「コミュニティ・ゾーン形成事業」を実施するよう提案しています。
山根・野並学区の区政協力委員会は、建設工事の早期再開を市に要望。住民の意見が分かれているのが悩ましいところです。兼岩道路建設部長は、「私の立場は中立。中止か再開かは、市長の判断に従う」と答えました。
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