村松健彦さんの真空管コレクション
村松健彦さんから、「収集した真空管を大学博物館に寄贈する前に、一般に公開します」という案内が届いたので、村松さん宅を訪れました。大正末期から1970年代に国内生産が終了するまでの小型真空管が、自宅の一室に陳列されていました。下の写真の真空管は大正末期などの古いもので、無線通信に使われたそうです。村松さんが収集された真空管は3千本。そのうち1メートルを超えるような大型管は、すでに電気通信大学通信博物館に寄贈されたそうです。
村松健彦さんはCBC元常務で、アマチュア無線の国内最古参の一人です。中学生のころ部品を集めてラジオを自作し、太平洋戦争開戦日に禁止されたアマチュア無線が、1952年に復活したときに免許を得た一人。CBCでは技術畑一筋で、真空管に縁のある人生を送られてきました。
私と同じ学区にお住まいで、地域の老人会長も務め、地元のコミセンまつりにも大型の真空管を展示されたこともありました。真空管という、私にはまったく縁のなかったものに触れる機会が持ててよかったと思います。
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