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2013年1月10日 (木)

2013年度名古屋市予算の財政局案

本日、2013年度名古屋市予算の財政局案が公表されました。市長選挙を控えた予算編成ということから、河村市長がやりたがっている将来的(エンターテイメント的)な事業は見送り。各局が、配分された財源とは別に要求している事業のうち、新規事業は軒並み未計上です。国の予算編成作業が遅れており、地方財政計画も不明なため、大幅な変更もありうると、財政局は言います。

 

未計上となっている事業のうち、小・中学校の普通教室の冷房化やいじめ対策の充実、重症心身障害児施設の整備、津波被害が懸念される南部6区での街路灯への海抜表示などについては、市長査定での復活を要求していきたいと思います。なお、私が昨年11月議会の本会議質問で求めた、市施設の「屋根貸し」による太陽光発電設備の設置については、環境局が予算計上しました。

 

「事業仕分け」実施事業については、休養温泉ホーム松ヶ島の将来的な廃止、生活衛生センターのファーブル号(移動相談車)の廃止、生涯学習センターへの指定管理者の導入準備、男女平等参画推進センターの女性会館への移設(統合に向けた地ならし)などが、予算要求どおり計上されているのは問題です。また、保育料の2年連続値上げ、国保料の算定方式の変更による値上げなど、市民への負担増も計上されており、撤回を求めていきたいと思います。

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