川に入って遊べる植田川に――水質環境目標値の見直し
今日の市議会総務環境委員会では、水質環境目標値の見直しについて、市環境審議会の部会「中間とりまとめ」の報告がありました。
植田川は、2007年度まではBOD(生物化学的酸素要求量)が7㎎/ℓを超えていましたが、2011年度には1.4㎎/ℓへと劇的に水質が改善しました。その要因としては、上下水道局の西山水処理センター(名東区)に高度処理が導入されたことなどがあげられています。きれいになった植田川は、目標を引き上げて、☆☆☆の「川に入っての遊びが楽しめる水質」を目標とすることが、「中間とりまとめ」で示されました。
一方、天白川は、これまでも、これからも、☆☆の「水際での遊びが楽しめる水質」が目標です。BODの目標は5㎎/ℓ以下ですが、達成できていない年度もあります。その要因は、上流部の日進市で、下水道の未整備地域が50%程度あるからだそうです。天白川の水質改善のためには、日進市と水質の測定データを共有し、日進市で下水道の整備を進めてもらうなど、共同のとりくみが必要だと思いました。
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