プロ野球選手会の松原徹事務局長の講演を聴いて
昨晩、来賓として招かれた名水労(名古屋水道労働組合)の旗びらき。あいさつだけして帰ろうと思ったら、その前に講演があった。講演者は日本プロ野球選手会の松原徹事務局長。なかなか聴けない話を聴くことができた。
日本プロ野球選手会は、労働組合と社団法人という二つの形態をとっている。労働組合の選手会の初代会長は中畑清さん(現横浜DeNA監督)。最初に取り上げたのは球場の安全対策だったという。外野フェンスがコンクリートで、ぶつかってけがをしたり、球場内に溝があり、古田敦也さん(当時ヤクルト)もそこにはまってけがをしたり…。そして、当時は200万円に満たなかった最低年俸の引き上げにとりくんだそうだ。
2004年には、オリックスと近鉄の合併と1リーグ制への流れに抗してプロ野球史上初のストライキ。野球ファンといっしょにたたかった選手会の活動は、選手の権利を守るとともに、2リーグ制を維持し、日本のプロ野球の発展にも貢献したと思う。「選手一人の力は弱いが、792名が団結することで要求をかなえていく」と松原さん。会社べったりという労働組合が少なくない中で、労働組合らしい選手会の活動に、大きな感銘を受けました。
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