選挙応援で市役所を不在にした河村たかし市長に抗議 議運理事会
名古屋市会議会運営委員会理事会は、4日の公示日に常任委員会開会中にも関わらず、市役所を不在にして選挙応援に飛び回った河村たかし市長にたいして、厳重に抗議しました。河村市長は、「遊説予定も変更して、連絡があれば、市役所に戻れるようにしていた。議会に心を配ったつもり」などと釈明しましたが、自らが提案した議案の審査中は、委員会からの出席要請に即座に対応できるよう、市役所で待機するのが当然です。にもかかわらず選挙応援とは、とても真摯に市政にとりくんでいるとはいえません。最後は市長も、「抗議は真摯に受け止める」と言いました。
4日の午後は、ほとんどの常任委員会が開かれていました。そのころ河村市長は、愛知3区の「未来の党」候補の応援で、自転車街宣をやっていたそうです。「名古屋の政治を日本に広げるために活動することは、自分に課せられた使命だ」と、選挙応援を合理化しているそうですが、名古屋の悪い政治を日本に広げられたらたまりません。「名古屋の政治」とは「減税」のことか。しかし、「未来の党」は消費税増税〝凍結〟=増税容認です。市長の政務にはスジも通っていないのではないでしょうか。
« 女性会館の図書室はどこに移すの? | トップページ | 市議会リコール署名の受任者名簿を衆議院選挙に流用 「未来の党」 »
「名古屋市議会・議会改革」カテゴリの記事
- 議員報酬800万円条例案――減税ナゴヤ幹事長「当面出せない」(2023.09.22)
- 減税日本が提出を見送った議員多選自粛と報酬削減条例案(2023.09.08)
- 少数会派の議会運営委員会への参加を認めて――3会派で議長に申し入れ(2023.06.12)
- 引き続き市議団長として公約実現にがんばります(2023.04.25)
- 予算案の組み替え動議を提出(2023.03.16)
« 女性会館の図書室はどこに移すの? | トップページ | 市議会リコール署名の受任者名簿を衆議院選挙に流用 「未来の党」 »
コメント