山手植田線と八事天白渓線――「道路計画の廃止を」
私は、今日の本会議で、都市計画道路「山手植田線」・「八事天白渓線」についても質問。この2つの道路計画の廃止を求めました。その理由は、①交通量が減少し、整備する必要性がない、②八事日赤病院北交差点の5差路化は、警察も難しいという無理な計画、③住民が望んでいない道路整備だからです。
住宅都市局長は「整備が困難と判断された場合には、都市計画の廃止やそれに伴う代替措置などを整理したい」と答弁。私は、「いまの段階で、『整備は困難』という認識に立つべきだ」と質し、河村市長に「無理な道路は造らなくていいとの考えに立って、早期に計画廃止の結論を」と強く求めました。市長は「できるだけ早期に結論を出す」と答えました。
八事天白渓線予定地の道路は、朝の通勤時間帯に通り抜けの車が少なくありません。私は、今月中旬、住民のみなさんと交通量を調べてみました。7時から9時の時間帯の通過車両は643台でした。住宅都市局が1年前に実施した調査では714台だったので、1割減少しています。住民が求めているのは、一方通行規制や7時―9時の進入禁止、そして今ある道路の改良です。八事天白渓線の計画が廃止されれば、こういう代替措置を、住民の合意を得ながら進めることができるのです。
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