名古屋市職員の年収 5年間で90万円減少
11月定例会には、市職員の給与引き下げが提案されています。昨日の本会議で、わしの恵子議員が質問し、来週の総務環境委員会では私が質疑します。
引き下げ幅は、人事委員会の勧告を受けて、平均給与月額をマイナス0.73%、2819円引き下げるというもの。わしの議員の質問で、市職員の平均年収は、2008年度の708万円から来年度には618万円へと、5年間で90万円(マイナス13%)も減少することが明らかになりました。市職員の給与をもとに賃金を決めている民間も少なくありません。とくに民間保育園や福祉施設では影響が大きいでしょう。
人事委員会のマイナス勧告は、民間企業の給与が下がっているから、市もそれに合わせて引き下げろという考え方。これでは、官民の間での賃下げの悪循環に陥ります。山口清明議員の昨日のブログの記事に、こんなコメントが付いています。「公務員バッシングはサービス低下になる。今は公務員給与が高すぎるのではなく、民間が安すぎるのだ。なぜイチロウの高級取りを攻めない、なぜトヨタの社長給与に文句を言わない。河村は庶民のそういう妬みを利用して『ウップン晴らしの政治』に期待させた」。その通りだと思います。
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これだけ、意図が丸見えの文章もメズラシイ。役所へ媚を売るのもはなはだしい。
公務員給与を基準に給与規定を決めている企業でも、経営状態が悪ければ、
すでに賃金は下がっているでしょう。
公務員バッシングがサービス低下につながる、なんてのは、小さな子供の理論。
もしサービス低下させた人物が発覚したら、即座に処罰することが普通ですよね。
まして、イチロウではなくてイチロー選手やトヨタの社長といった、
ものすごく頑張ってしっかり成果を出している人に対しての給与金額に、
「高すぎる」なんて考えを出すことが理解できませんね。
大切な事は、一所懸命に働く公務員を評価し、手を抜く公務員を叱咤すること。
それが出来ない議員は、存在価値が無いでしょう。
投稿: 共産党支持者 | 2012年11月22日 (木) 23時44分