保育料値上げと公立保育園民営化――岡田議員が質す
今日の市議会本会議では、保育料の値上げをめぐって、日本共産党の岡田ゆき子議員と河村たかし市長の間で、次のようなやり取りがありました。
岡田議員「保育料の保護者負担の軽減では、政令市の中でもトップクラスの名古屋市。それを維持するのか、それとも政令市平均並みの保育料に後退させるのか」
河村市長「一定の受益者負担は必要だ。負担してもらわないと、新しい保育園はできないだろう」
岡田議員「保育料が今のままなら、待機児童対策をしないということになるのか。そうではないでしょう。保育料は家計に与える影響を考慮して決めるものだ。保育施策の拡充を値上げの理由にしてはならない」
このやり取りを聞いていた他党のある議員も、「岡田さんのいう通りだ」と言っていました。
岡田議員は、公立保育園の民営化についても、「子どもや保護者に精神的な苦痛や不安、職員にも過重な負担を強いる。公立も民間もいっしょに待機児童解消に向けて力を合わせるべき」と追及し、「公立園の廃止・民間移管はやめよ」と強く求めました。