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2012年11月

2012年11月29日 (木)

保育料値上げと公立保育園民営化――岡田議員が質す

今日の市議会本会議では、保育料の値上げをめぐって、日本共産党の岡田ゆき子議員と河村たかし市長の間で、次のようなやり取りがありました。

 岡田議員「保育料の保護者負担の軽減では、政令市の中でもトップクラスの名古屋市。それを維持するのか、それとも政令市平均並みの保育料に後退させるのか」

 河村市長「一定の受益者負担は必要だ。負担してもらわないと、新しい保育園はできないだろう」

 岡田議員「保育料が今のままなら、待機児童対策をしないということになるのか。そうではないでしょう。保育料は家計に与える影響を考慮して決めるものだ。保育施策の拡充を値上げの理由にしてはならない」

このやり取りを聞いていた他党のある議員も、「岡田さんのいう通りだ」と言っていました。

 岡田議員は、公立保育園の民営化についても、「子どもや保護者に精神的な苦痛や不安、職員にも過重な負担を強いる。公立も民間もいっしょに待機児童解消に向けて力を合わせるべき」と追及し、「公立園の廃止・民間移管はやめよ」と強く求めました。

2012年11月28日 (水)

山手植田線と八事天白渓線――「道路計画の廃止を」

Photo 私は、今日の本会議で、都市計画道路「山手植田線」・「八事天白渓線」についても質問。この2つの道路計画の廃止を求めました。その理由は、①交通量が減少し、整備する必要性がない、②八事日赤病院北交差点の5差路化は、警察も難しいという無理な計画、③住民が望んでいない道路整備だからです。

 住宅都市局長は「整備が困難と判断された場合には、都市計画の廃止やそれに伴う代替措置などを整理したい」と答弁。私は、「いまの段階で、『整備は困難』という認識に立つべきだ」と質し、河村市長に「無理な道路は造らなくていいとの考えに立って、早期に計画廃止の結論を」と強く求めました。市長は「できるだけ早期に結論を出す」と答えました。

Photo_2 八事天白渓線予定地の道路は、朝の通勤時間帯に通り抜けの車が少なくありません。私は、今月中旬、住民のみなさんと交通量を調べてみました。7時から9時の時間帯の通過車両は643台でした。住宅都市局が1年前に実施した調査では714台だったので、1割減少しています。住民が求めているのは、一方通行規制や7時―9時の進入禁止、そして今ある道路の改良です。八事天白渓線の計画が廃止されれば、こういう代替措置を、住民の合意を得ながら進めることができるのです。

 質問と答弁はこちら

名古屋市も「屋根貸し」による太陽光発電に取り組みます

今日の市議会本会議で、私は、市施設の屋根を民間事業者に貸し出して、太陽光発電設備を設置してもらう、いわゆる「屋根貸し」について質問しました。「まずは環境局の施設で始めたらどうか」という質問に、環境局長は、「環境事業所や焼却工場など24施設、約3万㎡について、民間事業者からのプロポーザル方式で選定する準備を進めている」と答弁しました。公募の開始時期は、電力会社への新たな売電価格が決まってから、すなわち来年度という考えも明らかにしました。

 今年7月からスタートした新たな固定価格買取制度を活用し、公共施設への太陽光発電設備の設置を促進するため、「屋根貸し」を実施する自治体が広がっています。政令市では、神戸市が、市の公有財産である「土地」と「建物の屋根」を活用した太陽光発電事業者の公募を始めており、愛知県下では、刈谷市が、15の小学校を対象に事業者の募集を始めます。

「屋根貸し」は、自治体の費用負担を伴うことなく公共施設への太陽光発電の導入を促進できること、自治体には使用料収入が入ること、地元の施工業者などの参加による地域経済の活性化に寄与することなどのメリットがあります。私は、学校の屋根も貸し出し対象とするよう求めました。

2012年11月27日 (火)

明日の市議会本会議で質問します

明日から名古屋市議会は本会議での議案質疑と議案外質問。日本共産党からは3人が、質疑・質問に立ちます。

◆28日(水)午前10時~ 山口清明議員 議案質疑

 国民健康保険条例改正案について。国保料の算定方式の変更に伴う負担増と負担軽減策の実施を要求。

◆28日(水)午前11時40分頃~ 田口一登 議案外質問

 1.都市計画道路・山手植田線と八事天白渓線について

 2.市施設の「屋根貸し」による太陽光発電設備の設置について

◆29日(木)午前10時15分頃~ 岡田ゆき子議員 議案外質問

 1.保育料の値上げ、公立保育園の民間移管について

 2.市立特別支援学校の大規模化について

2012年11月26日 (月)

「市長を続投する」というなら、市政に真摯に

河村たかし市長から、減税日本ナゴヤを除く5会派の団長にたいし、「総選挙には出馬しない、市長として市民のためにしっかりやりたい」という表明がありました。国政復帰が取りざたされ、市長の仕事に身が入らない河村市長にたいして、5会派の団長が21日、「自らの去就を明らかにすべき」と要請していたことにたいする返答とのことでした。

 この間、「減税日本」を率いる河村市長は、維新の会の橋下氏からはそっぽを向かれ、5日間で消えた「太陽の党」の石原氏とは翌日に破談。次に亀井静香氏らと長ったらしい名前の新党を結成する(この党も数日後にはどうなるかわかりませんが)など、右往左往していました。

心は市民や市政ではなく、東京や大阪を飛び回っていた河村市長。市長を続投するというなら、もっと真摯に市政に取り組んでもらいたい。明後日からは、市議会本会議質問も始まります。私も28日の本会議で、河村市長に質問します。

2012年11月25日 (日)

愛知3区・石川ひさし事務所開き

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 今日は、愛知3区の石川ひさしさんの事務所開き。事務所は、緑区のさはしあこ市議の事務所です。たたかう砦ができました。比例東海ブロックでの議席倍増=2議席の絶対確保を目標に、小選挙区でも勇躍して議席に挑みます。

2012年11月24日 (土)

寸暇を惜しんで

 今日は、午前中は野並支部のみなさんと後援会員訪問。支持の依頼と「しんぶん赤旗」の購読をお願いして回りました。「日本の命運がかかった選挙ですね。共産党に伸びてほしい。名前を変えたら?」。「政党が名前を変えるのは、間違ったことをしたとき。日本共産党は、1世紀近い歴史に試された『筋を通す党』です」。 

午後は、高坂支部の党員と、「消費税増税中止」の署名をお願いして各戸訪問。「日本共産党は、選挙後の国会に消費税中止法案を出します」。自民党をずっと応援しているという人が、「安倍さん(総裁)は有頂天になり過ぎ。安倍さんの写真を飾っていたが、はずした」。その後、しまだ支部の支部会議に出席し、打ち合わせ。

 

夕方からは、「しんぶん赤旗」の集金をしながら、支持依頼。「公明党の人が頼みに来た」という人も。「国民の生活」が何とかという党のポスターが貼ってあるところも目にしました。夜は、相生支部の支部会議に出席しました。

2012年11月23日 (金)

西尾城下町の散策とみかん狩り

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 今日は、自治会のバスハイク。三河の小京都として売出し中の西尾の城下町を散策しました。旧近衛邸ではお抹茶も。とにかく熱心な観光ボランティアの人たちの案内で、西尾の歴史の一端にふれることができました。写真上は、西尾城の本丸丑寅櫓を背景に。

 

昼食は西尾の「魚寅」で「茶めしうな釜」。西尾の製茶工場の見学の後、蒲郡へ。「ひろはまかずとし言葉の贈り物のお店」に立ち寄り、「オレンジパーク」でみかん狩りを楽しみました。写真下は、「オレンジパーク」で〝みかん大福〟づくりに挑戦しているところです。

Photo_2


2012年11月22日 (木)

名古屋市職員の年収 5年間で90万円減少

11月定例会には、市職員の給与引き下げが提案されています。昨日の本会議で、わしの恵子議員が質問し、来週の総務環境委員会では私が質疑します。

引き下げ幅は、人事委員会の勧告を受けて、平均給与月額をマイナス0.73%、2819円引き下げるというもの。わしの議員の質問で、市職員の平均年収は、2008年度の708万円から来年度には618万円へと、5年間で90万円(マイナス13%)も減少することが明らかになりました。市職員の給与をもとに賃金を決めている民間も少なくありません。とくに民間保育園や福祉施設では影響が大きいでしょう。

人事委員会のマイナス勧告は、民間企業の給与が下がっているから、市もそれに合わせて引き下げろという考え方。これでは、官民の間での賃下げの悪循環に陥ります。山口清明議員の昨日のブログの記事に、こんなコメントが付いています。「公務員バッシングはサービス低下になる。今は公務員給与が高すぎるのではなく、民間が安すぎるのだ。なぜイチロウの高級取りを攻めない、なぜトヨタの社長給与に文句を言わない。河村は庶民のそういう妬みを利用して『ウップン晴らしの政治』に期待させた」。その通りだと思います。

2012年11月21日 (水)

河合優議員の辞職勧告決議案を可決&河村市長は進退を明言せず

本日開会した名古屋市会11月定例会では、元減税日本ナゴヤの河合優議員にたいする議員辞職勧告決議案を、本人を除く全員一致で可決しました。河合議員は、11月9日に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(事故不申告)の罪で略式起訴され、その後、罰金10万円の略式命令を受けています。

 「一身上の弁明」に立った河合議員は、罰金10万円を昨日、納付したことを明らかにし、神妙な面持ちでお詫びと反省を口にしました。しかし、議会にたいする信頼を大きく失墜させたことへの自己批判の言葉はありませんでした。

 一方、議案の提案説明に立った河村たかし市長は、自らの進退には触れませんでした。本会議後、減税日本ナゴヤを除く5会派の団長が、河村市長と面談。市長から去就についての意思表示や説明がない中で11月定例会を迎えることは、市民に不安を与え、市政の混乱につながるとして、「直ちに自らの去就を明らかにせよ」と要請しました。しかし、河村市長からは、「(要請を)真摯に対応します」の一言だったそうです。

2012年11月19日 (月)

保育料値上げ・公立保育園の民営化方針の撤回を!河村市長に申し入れ

Photo 日本共産党名古屋市議団は本日、河村たかし市長にたいして、保育料値上げと公立保育所の廃止・民間移管方針の撤回を求める申し入れを行いました。何かと忙しい河村市長ですが、応対してくれました。

 市は、保育料を12~16%も大幅に値上げする方針を明らかにしました。河村市長も「財政が厳しいので、負担してもらわんと」と言いました。しかし、保育料は、「家計に与える影響を考慮して……徴収することができる」(児童福祉法)というもの。家計が冷え込んでいるときの値上げは道理がありません。市の財政を云々するのなら、「(金持ち・大企業優遇の)減税をやめたらどうですか。市長も『減税』という名にこだわらないようなことをおっしゃっているのですから」と、私は申し上げました。

2012年11月18日 (日)

1世紀近い歴史で裏付けられた「筋を通す党」

 今日は、午前中は天白区のソフトボール大会、学童保育親子運動会、植田南学区防災訓練と、行事が立て続け。私は、公職者会の幹事としてあいさつして回りました。民主党の近藤昭一前衆議院議員も顔を出していました。「きびしい」と言いながら、必死です。

 

午後は、平針北学区で石川ひさしさんと小集会。「かつてのような共産党の躍進をもう一度見たい」と80歳を過ぎた方。その期待に何としても応えたい。その後、地元の団地で訪問活動。「しんぶん赤旗1112月」を広げながら、対話して回りました。「昨日、テレビのある番組で、共産党は政党助成金の受け取りを拒否しているといっていた。立派だ。でも、財政はどうしているの」。「『しんぶん赤旗』や個人献金などで賄っています。『赤旗』を読んで、選挙で応援してください」と話して、「しんぶん赤旗」を購読してもらいました。

 

「いまは政党がぐちゃぐちゃで、よくわからない」という声もよくだされます。「石原さんの党は、できたと思ったら、もう解党?どうなってるの」「政治家は選挙で生き残るために、自分のことしか考えていない」と言う人も。「日本共産党は党をつくって90年、反戦平和や自主独立を貫き、筋を通してきた党です。できては消える浮き草のような党ではありません。安心して選んでください」。政策でも政党のあり方でも、対話をすれば支持や共感が広がります。

2012年11月17日 (土)

「さよなら原発」天白区行動

 Photo
 毎週第3土曜日に開かれている「さよなら原発」天白区行動。今日は雨が強く降っていましたが、地下鉄植田駅前で行われました。リレートークでは、「脱原発といっても、20年後、30年後ではどうなるかわからない。原発はただちになくしてほしい。総選挙でも政党の主張をしっかり見極めたい」という発言も。

 

もとむら伸子さんもかけつけました。毎週、関電支社前での行動に参加しているだけあって、コールは手慣れたもの。もとむらさんのコールに合わせて、「原発いらない」「再稼働反対」。たまたま通りかかったある学区の区政協力委員長さんも、「原発はなくさないといけないね」と、コールに付き合ってくれました。

2012年11月16日 (金)

衆議院解散!いよいよ総選挙

 Photo 今日、野田首相は衆議院を解散し、総選挙が事実上、始まりました。夕方、愛知3区の石川ひさしさんとともに、緊急の街頭宣伝。「国会が解散されました。いよいよ総選挙です」。「がんばってください」と声がかかります。

民主も自民も維新なども、「アメリカいいなり」「財界中心」という、60年間続いてきた古い政治にどっぷりつかった反動的逆流。原発ゼロ、消費税増税中止、TPP反対などの国民のたたかいに背を向けています。「アメリカいいなり」「財界中心」という「2つの害悪」を断ち切る改革のビジョンを提案し、行動する党――日本共産党の躍進で、明るい未来を開くためにがんばるぞ。

2012年11月15日 (木)

河合議員辞職勧告決議案 21日の市議会開会日に

本日の議会運営委員会理事会では、河合優議員にたいする辞職勧告決議案が、11月定例会開会日の21日の本会議に提出されることが確認されました。減税日本ナゴヤ所属議員が提出者となり、趣旨説明の後、河合議員から一身上の弁明があれば受けることになります。河合議員は、9月11日の議員総会では一身上の弁明を行いませんでした。その後、11月9日には自動車運転過失傷害と道路交通法違反の罪で略式起訴されており、今回は弁明の言葉を聞きたいものです。決議案には全会派が賛成する意向です。

 11月定例会は、21日から12月10日までの予定。4日公示の衆院選と一部重なります。河村たかし市長の進退は? 自ら議会に提出した議案の行方も見定めず、市長の職を放り出すような無責任な態度は、常識的にはとらないと思いますが…。

2012年11月14日 (水)

「河合市議を辞めさせて」――緑区で議会報告会

 名古屋市会主催の議会報告会が今夜、緑文化小劇場で開かれました。緑区から参加された方からは、河合市議問題に質問・意見が集中。「河合市議は、河村市長と減税日本が推薦して当選したのだから、減税日本ナゴヤが先頭に立ってリコールしてほしい。議会全体としても努力してほしい」「リコールしないのなら河合市議を辞めさせることができないのでは」「河村市長が責任を持って辞めさせなければいけない」などなど。河合市議と減税日本ナゴヤには、緑区民の怒り、憤りを真剣に受け止めてもらいたい。もちろん議会全体としても努力しなければなりません。

 

参加者の発言の中では、統廃合によって小学校が廃校になった学区の住民から、避難所がなくなることへの対応を求める意見がありました。中村区の旧亀島小学校の体育館。「5年間はいいが、その先はわからない」と言われているそうです。廃校になったので、教育委員会が体育館を所管し続けることができないからです。小学校の統廃合は、学区から避難所がなくなるという問題も生じさせます。私は、小学校の統廃合には基本的に反対です。

2012年11月13日 (火)

野並駅頭で朝の宣伝

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 今朝は、地下鉄野並駅頭で街宣。国会解散を目前にして、演説にも力が入ります。野並支部のみなさんが、「しんぶん赤旗」号外を配ってくれました。途中で支部長にマイクを交代。いつも党支部でハンドマイク宣伝をやっているので、支部長の演説は慣れたものです。

2012年11月12日 (月)

総選挙の構図は「2極対決」――市田演説会に市公会堂は超満員

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 解散・総選挙が目前に迫る中、日本共産党演説会が名古屋市公会堂を超満員にして開かれました。「あたたかい福祉の心で国会を満たしたい」と、心に響く訴えを聞かせてくれた河江明美さん。「共産党の躍進で増税をストップさせる国会を」と訴えた、経済問題の第一人者の佐々木憲昭さん。比例東海からこの2人をどうしても国会に送りたい。小選挙区候補も勢揃い。議席に挑戦する熱い思いが語られました。

 

 こんどの総選挙の対決の構図は、歴史に逆行する右翼的で危険な「汚れきった濁流」と、新しい政治を求める国民の頼もしい流れ、「ひとすじの清流」との対決と切り出した市田さん。「維新の会」なども、破たんずみの「アメリカいいなり、財界中心」という古い政治。「第3極」というのはなく、「2極対決」だとズバリ。「アメリカいいなり、財界中心」という2つの害悪を断ち切る改革のビジョンを、わかりやすくてユーモアにあふれた語り口で語ってくれました。

 

熊本の水俣病の被害にあったある地区で、市田さんの話を聞いた人たちが次々に入党し、100人の集落で22人が日本共産党員に。「世の中は変わりだすと早い」と市田さん。党を大きくして「議席倍増」を実現したい。

2012年11月11日 (日)

反原発1000000人大占拠に呼応して名古屋デモ

 11 今日、東京では原発ゼロをめざして「反原発1000000人大占拠」がとりくまれました。これに呼応して名古屋でもデモ。久屋大通公園・エンゼル広場から中電本社前を通り、関電東海支社のある高岳まで、「原発いらない」「大飯を止めろ」「廃炉に賛成」…。小雨を吹き飛ばす熱気がありました。

2012年11月10日 (土)

年内・年明けの解散・総選挙がきわめて濃厚!12日に市田書記局長の演説会

 「年内・年明けの解散・総選挙の可能性がきわめて濃厚になった」――党中央の判断です。首相が解散の条件としていた「公債特例法案」が成立する見通し。首相が民自公3党の密室談合でかわした「近いうちに解散する」という言明から3カ月たち、「約束違反」という批判が広がっており、この問題の矛盾の根本には公約を破って消費税増税法案を強行した問題がある。内政、外交のあらゆる面で野田政権が行き詰まり、内閣支持率が「危険水域」といわれるところまで下落している、からです。いよいよ、「議席倍増」めざしてがんばらなければならない時です。

 

 愛知の日本共産党は、12日(月)に市田書記局長を迎えて大演説会を開きます。午後6時30分から、名古屋市公会堂。日本改革のビジョンを聞きにお出かけください。

2012年11月 8日 (木)

日本共産党市議団が市政懇談会

 Photo
 今夜、日本共産党名古屋市議団の主催で市政懇談会を開きました。9月議会の内容や河合市議問題、この間、相次いで公表された昨年度の「事業仕分け」対象事業にたいする市の対応方針などについて報告しました。また、市議団が実施中の「市政アンケート」について、現在までに3500通を超える返信があり、その中間集計結果も紹介しました。会場からは様々なご意見・ご要望やご質問をいただきました。後ほど、市議団のHPで紹介する予定です。

 

2012年11月 7日 (水)

UR賃貸住宅の分割・売却・民営化に反対して統一行動

 全国公団住宅自治会協議会は、公団住宅(UR賃貸住宅)の分割・売却・民営化に反対し、公団住宅を公共住宅として守ろうと、全国統一行動に取り組んでいます。私たちの団地自治会でも今夜、理事・棟長さんを対象に学習会を開き、署名・カンパ活動に取り組むことを確認しました。 

民主党の岡田副総理が主導してきた「都市再生機構のあり方調査会」が8月、とんでもない報告書をまとめました。UR賃貸住宅を2つに分割し、高家賃で収益を上げられる団地は「株式会社」に、それ以外は「新たな行政法人」に移管するというのです。岡田副総理は、「たとえば家賃10万円を基準に分ける」などと国会で答弁したそうです。儲かる団地は、「株式会社」に移した後、順次、売却。不動産業界からの要望に応えようとしているのか。「新たな行政法人」に移る低所得者や高齢者の多い団地も、家賃値上げなどで収益がアップしたら、「株式会社」に譲渡するという公共住宅「廃止」方針です。 居住者のことなどまったく考えていないひどい内容です。

都市機構の事業のうち、膨大な赤字を出し続けている「ニュータウン事業」と「都市再生事業」にはいっさい手をつけず、唯一、黒字を出し続けている賃貸住宅事業をターゲットにする。こんなおかしな話はありません。

2012年11月 6日 (火)

恒久的な軽減措置。でも、3割の世帯で国保料引き上げに

国民健康保険料の算定方式が、来年度から、住民税を基礎にした「住民税方式」から、所得を基礎にした「旧ただし書き方式」に変更されることにともなって、保険料の負担が増える世帯にたいする名古屋市の対応案が、先ごろ国保運営協議会で示されました。それは、「世帯構成などに応じた市独自の所得控除を、当分の間、保険料の枠内で実施する」というものです。

「当分の間」というのは、国による抜本的な制度改変があるまでと、市は説明しています。したがって、数年間の激変緩和措置ではなく、事実上の恒久的な軽減措置です。私も6月議会の本会議質問で、恒久的な軽減措置を求めましたが、今回の対応策は、この点では一定の評価ができます。しかし、「独自の所得控除」による軽減策を講じても、国保加入世帯の3割にあたる10万7千世帯が負担増となり、平均の引き上げ額は年間3万3千円と、それでも大きい。一方で、3割弱の世帯では保険料が引き下げられます。

名古屋市の国保料は、そもそも5大都市の中で一番高いのですから、引き下は当然です。問題は引き上げになる世帯。「保険料の枠内」でやりくりしても、負担増は避けられません。一般会計から財源を繰り入れる必要があります。11月議会には、国保条例の改正案が提出されるでしょうから、一般財源の繰り入れで、負担増をなくすことを求めていきます。

2012年11月 5日 (月)

島田第二保育園が6年後に民営化!?

名古屋市は、6年間で15か所の公立保育園を民営化する方針を打ち出しました。天白区では大根町にある島田第二保育園を、園舎などは現状のまま、2018年度に民間に移管しようというのです。

 市の公立園民営化方針は、市内を概ね1~2中学校区の78エリアに分けて、公立園は「エリア各1か所に集約化・再配置」し、現在120ある公立園を、将来的には78まで減らすというものです。島田第二保育園が民営化の対象とされたのは、同園があるエリアには公立園が2か所あり(もう一つは島田第一保育園)、同園は築43年の古い保育園だからだそうです。

ところが、天白区のエリア数は6ですが、御幸山中学校区には公立園が1か所もありません。公立園は、「エリア支援保育所」として位置づけることになっていますが、公立園がないエリアはどうするのか。市の方針は「集約化」と「再配置」ですので、島田第二を民営化する代わりに、御幸山中学校区に公立園を新設するのか。市の担当者に聞いたところ、今のところ新設する予定はないとのことでした。「エリアに1か所の公立園=エリア支援保育所」という民営化を合理化する方針は、端から破たんしています。

2012年11月 4日 (日)

天白区消防団連合観閲式&農業センターまつり

Photo午前中は、天白区消防団連合観閲式に来賓として出席しました。天白区の17消防団は、災害から天白の街と区民の命を守るために、火災予防広報や防災訓練の指導など、多くの地域防災活動に参加しています。災害時には、昼夜を問わず献身的な活動を行っています。今日の観閲式では、威風堂々たる分列行進や一斉放水(写真)などを披露していただきました。私は公職者を代表してあいさつしましたが、観閲式でのあいさつは、身が引き締まるものがあります。

 

 観閲式が開かれているとき、私の自治会では、農業センターまで〝親子ハイキング〟にでかけていました。私も観閲式が終わってからかけつけました。農業センターでは、農業センターまつりが開催中。佐々木憲昭衆議院議員と河江あけみさん、石川ひさしさんと会場で落ち合い、農業センターの早川所長と懇談しましたPhoto_2(写真)。TPP問題などでも話がはずんだそうですが、私は、自治会から参加した人たちのお世話もあり、途中で退席しました。農業センターで作られたおいしい牛乳を買って、みんなで歩いて団地まで帰りました。

2012年11月 3日 (土)

25周年の相生コミセンまつり

Photo_2今日は相生学区のコミセンまつり。朝から準備、本番、後片付け、そして打ち上げと、終日、コミセンで過ごしました。コミセンまつりの予算は8万円。実行委員会がバザーや出店を出しますので、収支は黒字です。私も焼きそばを担当しました。コミセン利用者の発表会(写真上)なども行われ、最後の福引大会ではコミセンは超満員でした(写真下)。

 相生コミセンは、今年が開館25周年。福引大会の特賞の掃除機は、25年前に生まれて相生学区で育った青年が、コミセンの文庫などでお世話になったからと、寄付してくれたそうです。何ともありがたい話です。コミセンは、地域の人のふるさとづくりの拠点になっていることを実感しました。

Photo_3


2012年11月 2日 (金)

減税日本ナゴヤをめぐる問題に質問が集中――議会報告会

Photo名古屋市会主催の議会報告会が今晩、西区役所で開かれ、90人の参加がありました。議会側から報告した内容は、①なごや子ども市会、②9月定例会(決算審査など)、③河合優議員にたいする辞職勧告を決議した議員総会、についてでしたが、会場からの質問・意見は、減税日本ナゴヤをめぐる問題に集中しました。

 「河合市議が女性コミック誌を購入した政務調査費を、減税日本ナゴヤは、なぜ市に返還していないのか」、「リコール受任者名簿に関する請願の請願者96名の氏名について、減税ナゴヤはどうして議会事務局に公開を求めたのか」、「減税ナゴヤは昨年度、政務調査費を60%も市に返還している。議員をリコールして出てきたのが減税議員だから、政務調査費をもっと活用して仕事をすべきではなかったのか。リコールは、今でも正しかったと思っているのか」、「河村市長が経済理論の拠りどころとしているリチャード・クー氏は、減税をすすめていない。河村『減税』をすすめる正しい経済理論はないので、市民税減税はやめてほしい」などなど。

河合市議問題など不祥事続きですから、こうした質問が続出するのもいたしかたありません。でも、報告した内容への質問や市政への要望などももっと聞きたかった。減税日本ナゴヤをめぐる問題については、減税日本ナゴヤが独自に市政報告会、あるいは河合市議問題やリコール署名簿についての説明会を開いて、市民の意見を聞いてほしいものです。

2012年11月 1日 (木)

河合市議に対する辞職勧告決議案 議運理事会で調整へ

本日の議会運営委員会理事会で、減税日本ナゴヤの余語幹事長から、河合優議員に対する議員辞職勧告決議案の原案が提示されました。同市議団の団会議で決議案を提出することを決定したとのことです。決議案は各会派に持ち帰り、14日に理事会を開いて調整することになりました。

 河合市議は、名古屋港管理組合議会議員でもありますが、これは減税日本ナゴヤに所属していた当時に、同市議団が推薦したから選出されたのです。河合市議は同市議団を除名されたのですから、このことだけでも名港管理組合議員の職は辞すべきです。しかし、こちらの方も辞めようとしていません。

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