生活と商売壊す国保料滞納者への無慈悲な差し押さえ――民商交渉で
本日、名古屋市内の民商のみなさんが名古屋市との交渉を行いました。その中で、参加された中小業者の方から、国保料の滞納の差し押さえで、こんなひどい話が出されました。
(Aさん)国保料を滞納し、毎月、分割で納めていた。ある日、銀行の口座にカードを入れたら「残高ゼロ」と表示されてビックリ。1円残らず差し押さえられていたのだ。区役所の担当者が代わったら、分納でよいという今までの約束が反故にされたようだ。生活できずに困っている。
(Bさん)190万円の売り上げのうち、150万円が保険料滞納分として差し押さえられた。仕入れの材料代が払えなくなり、翌月以降は仕事ができない状態。区役所の担当者からは『隠し財産があるのではないか』『子どもの修学旅行代が払えないというなら、民商さんに借りれば』とまで言われて、精神的にまいっている。
こんな機械的な差し押さえが許されるのか。生活や商売まで破壊するのが名古屋市の福祉なのか――話を聞いていて怒れてきました。「滞納したのは自分が悪いのですが…」と言いながら、業者の方は実情を訴えられていました。保険料滞納をつくっていることに罪悪感を抱いている市民を、生活も商売もできない状態に追いつめてまでして、金をむしり取ることが、市の仕事ではないはずです。
« 植田と山根の党後援会で市政報告 | トップページ | 区連協の呼びかけで学童保育所を見学 »
「市民運動」カテゴリの記事
- 安倍改憲「発議させない」共同を――市民アクション@愛知3区がつどい(2018.01.28)
- 名古屋市長選挙で「革新市政の会」が岩城前副市長を自主的に支援(2017.02.21)
- 革新市政の会が岩城前副市長と意見交換へ(2017.01.14)
- 「9.19を忘れない」――天白の会が署名宣伝行動(2016.01.19)
- 「戦争法廃止。野党は共闘」――天白区で集会・デモ(2015.11.22)
コメント