地区党会議 「政党らしい政党」とは
日本共産党の昭和・天白・緑地区党会議が開かれました。地区党会議は1年に1回開かれます。地区の方針と政策を決定し、地区委員会を選出しました。
いま、政党らしい政党とは何かが問われています。元総務大臣の片山善博氏は、『中央公論』の対談で、「日本には共産党などを除くと、政党らしい政党は事実上ない」と述べ、大阪維新の会について、「この政党も草の根で党員を集めて、政策を考えるという地道な基礎工事なしに、次の選挙に出せそうな人を見つけて、促成栽培している。既存の政党とまるで変わらない」と批判しています。
「選挙に出せそうな人を見つけて、促成栽培する」政党が、いかに政党の体をなさないかは、減税日本が立証してくれました。減税日本ナゴヤ市議団は不祥事が相次ぎ、同市議団は分裂。「減税日本」は、いまや「幻滅日本」。『週刊文春』8月30日号では、「脱税日本」と呼ばれていました。減税日本の豊島区議が、所得税などを滞納し、税務署に議員報酬などを差し押さえられていたというのです。
「大阪維新の会」でも、堺市議が今年1月にひき逃げ事件を起こしました。堺市議会は、2度の辞職勧告を全会一致で決議しましたが、この「維新」市議は「やり残した仕事がある」などとして辞職を拒否。「やりたいことが山ほどある」といって辞職しない当て逃げ容疑の元「減税」市議といっしょです。この「維新」市議は、事件から6か月後にようやく辞職したそうです。
これが「第3極」といわれる政党の実態です。これにたいして日本共産党は、「草の根」で国民としっかり結びついて活動しています。全国には、私も含めて2700人を超える共産党の地方議員がおり、2万余りの党支部があります。今日の地区党会議でも、党支部の日常の活動が、生き生きと交流されました。国民の声をくみ上げて、国政や地方政治に反映させ、綱領と政策にもとづいて、堂々とした政治活動を行っています。
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