住民運動が起きている都市計画道路を視察
天白区・昭和区で住民運動が起きている都市計画道路を視察し、住民のみなさんから話を聞きました。
八事天白渓線は、東山公園の南端に計画されています。道路予定地の脇には、湧水がわいているところがありました(写真上)。名古屋市は、東山公園テニスセンター前の渋滞の緩和を建設理由にあげていますが、環状2号線の開通後、市の調査でも通過車両は減少しています。
山手植田線は、八事日赤北交差点で5差路になります。住民は「信号が増え、さらに渋滞が増す」といって反対。警察も難色を示しているそうです。道路予定地では、事業化されると立ち退きしなければならないのに、新築ラッシュです(写真右下の背後の家もそうです)。
弥富相生山線は、河村市長が判断を先送りしているため、工事がストップしたままになっています。樹林の中に、橋脚がポツンと立っていました(写真左下)。
高田町線は、住宅街の中を貫く計画です。対象物件は約300件、事業費は約135億円だそうです。近辺に車の渋滞はなく、住民から建設要望も出ていない道路です。
« 植田東コミセンの整備など要望――「天白区を住みよくする会」 | トップページ | 風害は日平均風速では意味がない――名市大病院と近隣住民が会合 »
「住宅・まちづくり・交通」カテゴリの記事
- 相生山の道路―河村市長、「廃止」棚上げか(2024.08.06)
- 市営住宅の駐車場料金の値上げ撤回を――共産党市議団が市に要請(2023.11.14)
- 相生山の道路「繋いではいかん」と河村市長――「健康と環境を守れ!いっせい行動」で(2023.08.05)
- どうする「相生山の道路」――今秋、市が「折衷案」公表(2023.07.14)
- 中部国際空港第2滑走路整備で市当局「需要見通しは立っていない」(2022.10.12)
« 植田東コミセンの整備など要望――「天白区を住みよくする会」 | トップページ | 風害は日平均風速では意味がない――名市大病院と近隣住民が会合 »
コメント