弥富相生山線や八事天白渓線の道路建設――環境団体が河村市長と話し合い
「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」実行委員会と名古屋市との話し合いが行われ、河村たかし市長も途中まで出席しました。この中では、天白区内で建設中の都市計画道路「弥富相生山線」や計画中の同「八事天白渓線」について、住民団体が撤回を求めました。
相生山緑地を横断する弥富相生山線は、河村市長の判断で工事が中断しています。河村市長は、「地元の住民の声を直接聞いて回った。『車の抜け道対策をきちんとしてくれれば、道路を造らんでもええ』という声が多かった。天白警察署長に電話して、抜け道対策を提案してほしいとお願いした」と回答しました。抜け道対策なら、私が工事着工前に市議会で提案しています。コミュニティ道路や一方通行規制、歩車分離などを面的に実施する「コミュニティ・ゾーン形成事業」です。その時に市当局が、私の提案を真剣に検討してくれていたら…。
名城大学の裏を通る八事天白渓線は、接続する山手植田線の八事交差点までの延伸と一体に計画されています。河村市長は、「八事交差点でふん詰まりになる。無理な道路はやらんでもええ」と回答しました。
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