「平針の里山」は今…
久しぶりに「平針の里山」を訪れました。写真のように造成され、樹林地や沼地は見る影もなくなっていました。今月27日に開催される市都市計画審議会で、この開発区域の用途地域の変更と地区計画の決定について審議されることから、今日は、同審議会委員でもある、わしの恵子議員とここを訪れ、「里山」保全運動にとりくんでいる人たちから話を聞きました。
開発業者が名古屋市から開発許可を受けた当初の計画では、開発区域のうち一定部分を緑地として残していました。ところが、開発業者は昨年12月に開発区域を変更し、緑地はほとんどなくなってしまいました。提案されている地区計画は、変更した開発区域が対象です。名古屋市は、「里山」を根こそぎつぶす開発計画を前提にした地区計画を、開発業者から提案されて都市計画審議会にかけようとしているのです。しかも、用途地域を変更し、容積率や建ぺい率を緩めて住宅を建てやすくしようとしています。開発業者の利益優先ではないでしょうか。COP10を開催した名古屋市で、こんなことを都市計画審議会がすんなり認めるようなことがあってはならないと思います。
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