高速バス事故の再発防止の意見書(共産党提案)など採択
本日の市議会本会議で、国会と政府にたいする意見書の採決が行われました。名古屋市議会では、議会運営委員会で全会一致になった意見書案のみが本会議に上程され、全会一致で採択されます。
日本共産党が原案を提出した意見書案のうち、「高速バス事故の再発防止と安全確保に関する意見書」が採択されました。今年4月に関越自動車道で起きた夜行高速ツアーバスの事故を踏まえて、公示運賃違反の是正措置を講じることや高速バス規制の緩和を行わないことなどを求めています。一方で、「関西電力大飯原発の再稼働をしないことを求める意見書案」などは、他会派の合意が得られず、取り下げざるをえませんでした。
自民党が原案を提出した「尖閣諸島の領有及び領土と主権を守るための法整備に関する意見書」や「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に関する意見書」も採択されました。日本共産党はそれぞれに修正案を提出し、尖閣諸島の領有に関する意見書では、「尖閣諸島の領有の正当性を主張する外交的努力を積極的に行う」という文言を追加させるなどしました。
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