動物園が次世代エネルギーパーク
行政視察の2日目、札幌市に飛びました。まず、行政評価事業について調査。札幌市では2010年度に「事業仕分け」を実施しています。そのやり方は、名古屋市の「事業仕分け」に似ています。名古屋市の方が1年遅れですから、札幌市のやり方を参考にしたのでしょうか。札幌市でも、「事業仕分け」という手法に対して、「仕分け時間が短い」「利用者の声が反映されない」「削減ありき」という批判が出たようです。そこで、翌年度は、「ワークショップ」という手法に切り替えました。今年度も、外部評価の委員会が選んだ30~40事業のうちのいくつかの事業を対象に、「ワークショップ」を実施するそうです。「ワークショップの方が、市民の多様な意見を反映できる」と、説明してくれた担当職員が話していました。
次に、国の「次世代エネルギーパーク」に認定された円山動物園を訪れました。「次世代エネルギーパーク」とは、太陽光や風力などの自然エネルギーを積極的に導入し、市民が自然エネルギーを見て触れて理解できる施設です。円山動物園の園内には、いたるところに太陽光パネルが設置されています。私が本会議の質問で、御岳休暇村に導入を求めたペレットボイラーも「動物科学館」に設置されていました(写真。暖房用なので、いまは動いていませんでしたが)。今後は、現在整備中のアジアゾーンに雪冷熱も導入するそうです。動物園が環境教育の場にもなっていることに、新鮮な感動を覚えました。
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