昨日の本会議では自然エネルギーの普及についても質問
昨日の市議会本会議で私は、野田内閣による大飯原発の再稼働決定に強く抗議し、その撤回を求めるとともに、「原発ゼロの日本」への思いを込めて、自然エネルギーの本格的な普及についても質問しました。
名古屋市は、昨年12月に策定した「低炭素都市なごや戦略実行計画」で、自然エネルギーによる発電設備容量を、2020年には現状の約25倍まで拡大する挑戦目標を掲げました。これは一歩前進ですが、この計画は、エネルギー政策全般のビジョンとは言えません。東京都は2006年に「再生可能エネルギー戦略」を策定し、大阪市も昨年9月、「(仮称)大阪市エネルギービジョン(骨子)」を公表しています。
私は、「自然エネルギーの普及を要にした総合的なエネルギービジョンを策定せよ」と求めました。河村市長は、「そういうものはつくらないかん」と答弁しました。節電など低エネルギー社会への転換やエネルギーの分散化も含めたビジョンをつくり、脱原発と地球温暖化防止、地域経済の活性化を一体的に進めていくことが求められていると思います。
質問では、名古屋市民おんたけ休暇村に木質バイオマスボイラーと小水力発電の導入も提案しました。今すぐ実現できるとは思っていませんが、将来的には実現させたいものです。
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