名古屋市議会主催の議会報告会を開催
名古屋市議会主催の議会報告会が、南区役所と千種区役所で開かれました。中川議長があいさつし、田山副議長が報告。昨年度の常任委員長や私たち各会派の幹事長が参加者からの質問に答えました(写真は千種区役所講堂)。
参加された市民の方からは、福祉や防災の充実、保育所の待機児童対策などを市政に求める声が寄せられました。市民税減税や地域委員会、名古屋版事業仕分けにたいして懸念する意見も出されました。なかには、「議員報酬800万円では議員はワーキングプア。第3者機関で検討する考えはないか」という質問が出て、各会派の幹事長が会派の考えを述べる場面もありました。私は、「報酬半減は市議選の公約だから、少なくとも任期中は800万円を継続する。将来は第3者機関で検討することも必要になるだろう」と答えました。
議会報告会は、2年前に5会場で開いて以降、河村市長が開催予算を認めないために開かれてきませんでした。今回は、最小限の経費でやりくりして、モデル的に開いたものです。参加された市民のみなさんから意見をいただく時間をもっと確保する必要があるのではないかと感じました。まずまずの入りでしたが、2会場では参加する市民も限られるので、定例会ごとに5会場ぐらいで開く必要があると思いました。経費はできるだけ抑えるにしても、議会報告会の予算を付けるよう、議会として市長に要望していきます。
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コメント
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千種区役所、大勢参加されたようですね。他の用事で、参加出来なかったですが、地域委員会の説明会と市民の参加の少なさと比べ、ちがいが明らかですね。議会報告会は全区開催をめざしましょう。
投稿: くれまつ順子 | 2012年6月 2日 (土) 18時13分