名古屋市予算案が可決 共産党の組み替え動議は否決
本日の市議会本会議で、名古屋市の来年度予算案が、減税・自民・公明・民主の賛成多数で可決しました。予算案の議決に先立って、日本共産党は予算組み替え動議を提出しましたが、残念ながら否決されました。
予算案にたいする討論は、共産党の山口清明議員の反対討論のみ。賛成した会派からの賛成討論はなく、市長「与党」の減税日本もやりませんでした。
山口議員は反対する理由として、①市民税5%減税で優遇されるのは富裕層・大企業であり、一方で介護保険料の1.3倍の値上げや子育て支援手当の廃止などで市民の負担が増える、②「減税」の財源づくりのために、守山市民病院の廃止など「行革」の名で公的福祉の解体をすすめ、市民サービスの低下をもたらす、③名古屋城天守閣の木造復元、「中京都」構想の推進など、新たな税金の浪費へと足を踏み出す危険があることを指摘しました。
中村孝太郎議長は、議長の辞職を申し出ました。このあとの本会議では、議長・副議長選挙が行われる予定です。
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