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2012年3月16日 (金)

改革は市民世論と議会での熟議を通じてこそ進む――中村孝太郎名古屋市会議長の不信任決議の可決にあたって

 本日の名古屋市議会本会議で、中村孝太郎議長(減税日本ナゴヤを除名)にたいする不信任決議案が、全員の賛成で可決されました。中村議長の突然の続投表明は、「議会の問題解決よりも、自身の職の保身を第一とする市政の私物化にほかならない」ものであり、中村議長の就任以来の発言や姿勢では、「議会に対する市民の信頼を失墜させるとともに、議会改革の進展にも支障を来すおそれがあり、もはや議会の代表を務めるにたえないと判断」し、不信任を決議したのです。

 中村議長は、「議長は1年交代という慣例を破ることが議会改革の一歩になる」と弁明しましたが、これは、議長職への居座りを取り繕う詭弁にすぎません。名古屋市議会では、議長・副議長の選出に関して、日本共産党以外の多数会派による密室の協議によって、4年間のポストを1年ごとにたらい回しする慣例がありました。しかし、昨年の出直し市議選後の議長・副議長の選出の際には、「議長・副議長の候補者が所信表明を行って選挙する」という市民に開かれた選出方法が採用され、慣例打破の第一歩となりました。

「議長は1年交代」についても、議長としての職責を立派に果たし、議会改革でもリーダーシップを発揮してきた議長だったら、自ら続投を求めなくても、市民や議員の方から続投を望む声が上がったでしょう。しかし、中村議長は、減税日本の則武前市議が実態と異なる領収書を使って政務調査費を受け取っていた行為を「問題ない」と発言したことによって、昨年6月定例会における議員総会の場で謝罪する事態に至り、その時点ですでに議長としての進退を問う声が上がっていたのです。

 

 名古屋市議会はこの間、費用弁償の廃止や政務調査費の領収書公開など、議会改革を一歩一歩すすめてきましたが、それを後押しした力は、市民の世論であり、議会における熟議でした。議会での協議を棚に上げ、続投宣言文を配布して押し通そうという中村議長の独りよがりな行動は、改革の妨げにはなっても、改革の一歩には決してなりません。

 日本共産党市議団は、中村議長のすみやかな辞職を求めるとともに、今回も市民に開かれたやり方で新しい議長を選出し、その議長のもとで慣例的な議員の海外視察の廃止などの改革に全力を尽くす決意です。

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