中区栄四丁目の場外舟券売場の請願は保留
市議会総務環境委員会で、中区栄四丁目における小規模場外舟券売場(ミニボートピア)の請願審査を行い、保留(継続審査)になりました。このミニボートピアについては、昨年度も反対、賛成の請願がそれぞれ提出され、今年1月の総務環境委員会では反対の請願が採択されましたが、異議の申し立てがなされ、その後の市議会解散によって、審議未了となりました。今年度は、賛成の請願が11件、反対の請願が10件提出され、今回で3回目の審査でした。
場外舟券売場の設置にあたっては、地元の町内会などの同意が要件の一つです。地元の町内会が一昨年12月に開いた総会では、形式的には賛成が多数でしたが、町内会の顧問の方などから採決の仕方に瑕疵があるという声が上がり、その後、町内の住民の過半数を超える反対署名が集まったといいます。私の質問に市当局も、「地元町内には賛成、反対の両方の意見がある」と答えました。地元住民の中に根強い反対意見があるのに、議会がミニボートピアの建設にゴーという判断を示すのは問題だと思います。
今日の委員会では、採決を求める意見も一部の委員から出されましたが、休憩中に各派代表者会議、正副委員長会を開き、「地元において意見が拮抗している中、慎重に審査していく必要がある」との理由から保留となりました。
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