全国から注目の名古屋市議会基本条例
日本共産党の世田谷区議団が、名古屋市の議会基本条例の調査に来られ、私たち名古屋市議団と懇談しました。
2010年3月に制定された議会基本条例の特徴は、憲法が定める、議会と市長の二元代表制を堅持すること、市民の多様な意見の反映に議会の役割があることを明確にした点などです。議会基本条例を制定する過程で、政務調査費の全面公開や費用弁償(議員手当)の廃止、委員会のインターネット中継など議会改革が前進しました。議員報酬も暫定的ですが、半減になりました。
世田谷区議会では、議会基本条例の制定に消極的な意見もあるそうですが、名古屋市の場合は、首長が議会にたいして報酬半減、定数半減などを迫り、これにたいして議会の自己改革が求められるという事情がありました。それぞれの地方議会には状況の違いがありますので、名古屋市の議会基本条例は、一つの参考にしていただければと思っています。
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