磁気ループ 私の質問で市が動いた
私は、昨年の11月市議会において、難聴者のための集団補聴装置である磁気ループの設置促進について質問しました。その後、名古屋市健康福祉局は障害企画課長名で各局の企画調整担当課長あてに依頼文を送付していたことがわかりました。
その文書では、「平成23年11月市会において、磁気ループについて劇場等だけでなく広く様々な施設・会議室等にも設置するとともに、既設の施設における同装置のPRに関する質問があり、その推進について答弁した」として、「本市の公共的建築物(新設・既設を問わず)にあっては、集団補聴装置(可搬式を含む)の設置についてご検討いただきますよう貴所管内の施設管理者への周知」が依頼されています。
また、「既に集団補聴装置を設置している施設に対しては、施設を利用される行事等の主催者にその利用を勧奨いただくとともに、来場者に対しましても『耳マーク』を活用した提示など、同装置の広報に努め」るよう依頼されています。
名古屋市内では、たとえば文化小劇場では、中村区と南区以外は磁気ループが設置されていますので、こうした施設での活用を促進していく必要があります。未設置の施設については、会議室なら可搬式(右の写真)でも十分ですので、備え付けるよう求めていきたいと思います。
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