絆(きずな)
東日本大震災と福島第一原発の事故という未曾有の大災害が起こった2011年も幕を閉じようとしている。この大災害は、甚大な被害と苦難をもたらしたが、それに国民が連帯して立ち向かうという助け合いの気持ち、人と人との〝絆〟が強まった年だったのではないだろうか。
私が住んでいる天白区相生学区の今年の盆踊り大会も、地域住民の絆を深めるイベントになったと思う。私は団地自治会長をやっているので、今年の盆踊り大会では実行委員長のお鉢が回ってきた。実行委員会では「震災の被災者を支援する盆踊り大会にしよう」と話し合って、地域の団体が出店する夜店の利益の一部を義援金として寄付してもらったり、踊りに福島県の相馬盆歌を取り入れたりした。相馬盆歌は覚えやすく、郡上踊りしか踊れない私もすぐに覚えて、原発事故の被害にあわれた福島県相馬地方の人たちに心を寄せて、みんなで踊った。
秋に開催された「相生コミセンまつり」でも、〝絆〟が今年のテーマだった。私は後片付けのとき、頭にちょとケガをした。「かすり傷だから」と病院に行くのをいやがっていた私を、みんなが心配してくれて、まつりの実行委員の一人が病院まで車で連れて行ってくれた。おかげで大事に至らなくてすんだ。個人的にも絆が深まったコミセンまつりだった。
来年2012年は、国民の絆の力で、新しい政治を開く年にしたい。
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